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川崎市産業振興財団 ナノ医療イノベーションセンターは、株式会社ブレイゾン・セラピューティクスと合同で、第41回日本バイオマテリアル学会大会(つくば国際会議場、11/24-26)にて「夢を形に~BBBを突破するナノマシンの開発と社会実装」と題したランチョンセミナーを主催致しました。
「ナノマシンにかける夢」と題した片岡一則センター長の講演に始まり、安楽泰孝 COINSサブテーマ2リーダーによるBBB突破型ナノマシンの基礎から応用の話。そしてブレイゾン社の大津昌弘 研究開発マネージャーによる社会実装の話へと繋がる脳内薬物送達に関する一連の紹介は、多くの聴衆を呼び、150席ある客席は満席となりました。
BBB(血液脳関門)は、これまでCNS(中枢神経領域)における医薬品開発の大きな壁となってきました。今後、当センターのナノマシン技術がその壁を打破する一打となればと思っております。