ここから本文です

2014年度のニュース

2/27(金) 第1回COINS国際シンポジウムを行いました。

平成27年2月27日(金)東京大学伊藤国際学術研究センターで、第1回COINS国際シンポジウムを行いました。
今回の主題は、“スマートライフケア社会を紡ぐ先端テクノロジーと社会実装”でした。
「検出・診断・治療の最前線」と「社会実装」の2つの講演セッションでは、各4人の演者から興味深い報告、課題提起があり、活発なディスカッションが行われました。
ポスターセッションでは若手研究者を中心とした21件の研究発表と、4月1日に運用開始となるナノ医療イノベーションセンター(iCONM)の紹介があり、関心を寄せる参加者の輪が広がりました。
パネルディスカッションは、木村プロジェクトリーダーを座長に海外からの講演者参加者と片岡研究リーダーにより行われました。会場からの参加もあり、時間を延長してのディスカッションとなりました。
平成26年度最後の行事となった今回のシンポジウムは231名の参加者を得て行われ、COINSの中核となるiCONMの運用開始を目前にしたCOINSメンバーにとって、研究開発の進展とその成果の社会実装を実現する決意を新たにするものとなりました。

COINS


  • 【開会挨拶】
    小宮山 宏 氏
    三菱総合研究所理事長
    (COI Stream ガバニング委員会委員長)

【Session1:検出・診断・治療の最前線】


  • 一木 隆範 氏
    東京大学准教授(COINSサブテーマ4リーダー)
    "Nanobiodevice platform for microRNA and exosome-based cancer diagnosis"

  • 落谷 孝広 氏
    国立がん研究センター分子細胞治療研究 分野長
    "The liquid biopsy of Circulating Extracellular Vesicles : A non-invasive Tumor Tracker"

  • Mr. Carsten Rudolph
    CEO, ethris GmbH
    "Stabilized non-immunogenic messenger RNA(SNIM® RNA) for transcript therapy"

  • 片岡 一則 氏
    東京大学 教授(COINS研究リーダー)
    "Innovative System for Detection, Diagnosis and Treatment"

【Session2:社会実装】


  • Mr. Oliver Bogler
    Senior Vice President, Academic Affairs, UT MD Anderson Cancer Center
    "Teaching Professional Development & Entrepreneuship to Young Scientists"

  • Dr. Giancarlo Lauto
    Assistant Professor, Organization Studies, University of Udi "Are young scientists incentivized to pursue interdisciplinary research?

  • Dr. Robert Kneller
    Professor, Research Center for Advanced Science and Technology (RCAST)The University of Tokyo "Strategies to move drug development forward in the context of national innovation systems"

  • 木村 廣道 氏
    東京大学 教授(COINSプロジェクトリーダー)
    "Global Open Innovation Platform: iCONM"

【ポスターセッション】

【パネルディスカッション】


  • 【閉会挨拶】
    戸田 雄三 氏
    富士フイルム㈱ 取締役常務執行役員

トップヘ戻る