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平成28年12月15日(木)、川崎市産業振興会館で、第3回COINS国際シンポジウムを行いました。
今回のテーマは、“スマートライフケア社会に向けて ~川崎発 医療イノベーションへの挑戦~”でした。
「COINSとそのベンチマークとなる取組み」、「社会実装に向けた取組みの最前線」の2つの講演セッションでは、9名の講演者から興味深い報告、課題提起があり、川崎市での初の開催ということで一般や地元企業からの質問があり、活発なディスカッションが行われました。
ポスターセッションでは研究者や企業のポスターが展示され、参加者と発表者の間で活発な意見交換が行われました。
第4のセッションでは「キングスカイフロントの未来」をテーマに、ショートプレゼンと木村プロジェクトリーダーをモデレーターに、4名のパネリストと片岡研究リーダーによるパネルディスカッションが行われ、川崎市のものづくり国家戦略特区であるキングスカイフロントのこれからについて、参加者を交えて将来の展望や課題について、活発なディスカッションが行われました。
川崎市で初の開催のシンポジウムは約300名の参加があり、川崎市民の皆様や企業の皆様へCOINSの研究に関心を持っていただける機会となり、川崎発となるスマートライフケア社会の実現に向けて、決意を一層強くする有意義なシンポジウムとなりました。
【開会挨拶】
松田 譲 氏
科学技術振興機構 センター・オブ・イノベーション(COI)プログラム ビジョン1ビジョナリーリーダー
前 協和発酵キリン株式会社 社長
医療イノベーションに向けた研究・テクノロジーの最前線
【Session1】COINSとそのベンチマークとなる取組み
座長:木村 廣道 氏
川崎市産業振興財団 ナノ医療イノベーションセンター COINSプロジェクト統括
東京大学 客員教授
演題 "R&D of Nanodiagnosis Device for Preventive Medicine"
演題 "Development of Theranostic System Based on Nanomachine Technology"
演題 "Albumin-Binding Evans Blue Derivatives as Theranostics"
演題"DDS technology combined with active targeting"
医療イノベーションエコシステムの最前線
【Session2】社会実装に向けた取組みの最前線
【Session3】ポスターセッション&Break
COINSと川崎の企業・研究機関による取り組みの紹介
【Session4】パネルディスカッション
【閉会挨拶】