ここから本文です
平成29年12月8日(金)川崎市産業振興会館で、第4回COINSシンポジウムを開催しました。今回のテーマは、“ナノテク→体内病院→スマートライフ-未来医療はナノマシンが創る-”でした。
「ナノテクでがんを克服」、「体内病院で健康長寿」の2つの講演セッションでは、6名の講演者から興味深い報告や課題提起があり、企業そして一般の来場者よりの質問も多く、活発なディスカッションが行われました。また、ポスターセッションでは研究者や企業のポスター(34件)が発表され、参加者と発表者の間で活発な意見交換が行われました。
終盤のパネルディスカッションセッションでは「スマートライフケア社会における医療」をテーマに基調講演、ショートプレゼンと木村プロジェクト統括をモデレーターに、4名のパネリストによるパネルディスカッションが行われました。ここでは「未来の医療はどうなるか」といったビジョンや課題の提起、社会や人の在り様の変化、ビジョンを実現するために必要なこと、例えば、社会システム、テクノロジ、規制等についての活発なディスカッションが行われました。
川崎市民や企業を中心に約300名の参加があり、拠点メンバーの垣根を越えた多くの方々に、COINSの研究に関心を持っていただける機会となりました。
開会挨拶
はじめに <体内病院実現に向けたチャレンジ>
講演セッション1 <ナノテクでがんを克服>
講演セッション2 <体内病院で健康長寿>
ポスターセッション COINSと川崎の企業・研究機関による取り組みの紹介
パネルディスカッションセッション <スマートライフケア社会における医療>
ポスター賞授与